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  ●訪問販売による各種工事へのご注意●  
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<はじめに: 本回答の中の主体工事および屋根工事、防水工事、外装工事、塗装工事、金属工事、内装工事やその他工事およびそれらに関連した工事(リフォーム工事、勧誘セールス工事)に対するコメントは良質の工事会社およびそれら各種メーカー商品の工法や材質やそれらを扱う工事業者の工事費を否定するものではありません。本回答はあくまでも社会問題化し現在も多発している「詐欺的商法とも受取れる各種(勧誘)営業行為」に対して相談者ならびに一般消費者に警告や注意喚起を促すとともに、消費者の消費経済活動等への学習に寄与することを目的として回答いたしております。今では当ホームページをはじめいろいろなサイトからも「リフォーム(勧誘)詐欺」としての社会的事件として浮彫り化、問題視することにまで公開・発信することができ、こうした一相談ページ開設の意義の高さを実感しております。したがいまして皆様には本回答につきまして誤解なきように取扱いをお願いいたします。何か不信に思われたり、契約前、契約検討中の方でお困りの節は都度ご一報ください。

 なお、この相談および回答中の価格および品質等は本ページ標記日時点での一般的なもの(事例)であり、これらは経過時間によって変動および変更となります。ご承知おきください。

 また、この回答はご相談のあった標記日にご相談者あて回答したものですが、当相談回答コーナーの公開化システムの改善にともなって再度匿名部等編集し再掲示いたしております。ご了承ください。>

<回答ここから>

はじめに
今までにも全国から同じようなご相談メールを数多く頂いており
都度回答をいたしておりますので、 過去のご相談とその回答集をご覧いただければ
独自でのご判断はできようかと思います。

つきましては訪問販売に伴う工事契約時に
ご検討いただきたい内容を列記しますので参考にしてください。

1.「保証する」商品とはその商品についてのみ保証するのが原則です。

いくら「恒久的に保証する」という優秀な商品があっても
それは下地や建物の部位や建物を取り巻く周辺環境によって
100%の性能を発揮するとは限りません。
ある一定の条件を満たしたときに「100%」の性能を発揮するのであって
ご相談のように築年数がある程度期間経過した既存建物に対して同じ条件とは
だれもがいえない以上「100%発揮します」とはいえません。

したがって「100%保証する」ことはできないと思われます。

仮に「100%保証する」のであれば「どの部分について保証をするのか?」を
ハッキリ契約書に明記してもらいましょう。

ちなみに「今回工事内容については下地や建物や周辺環境などが
変化・変位したとしても20年間は100%保証します」という
保証書は販売会社は出せないと思います。


2.「20年保証」だから「20年間メンテナンスフリー」と考えてしまっていませんか?

私たちはともすると「20年保証」=「20年間何もしなくて良い」と
考えがちですがこれは大きな間違えです。

5年、10年経過する中でメンテナンスや点検はしなければなりません。

それが訪問営業をする営業マンから話を聞くうちに私たちにはいつの間にか
「20年間何もしなくて良い」と聞こえてきます。

さて、どんな建物でも「建物は揺れます」がこれは「揺れ」によって
外からの地震力や風圧力を受け流しているからなのですね。

したがって揺れることによって「建物は壊れず」に
逆に揺れなければ「建物は壊れて」しまいます。
 
このときに「揺れ」は外壁にクラック(ひび割れ)を生じさせますので
年間を通じて中程度の地震があったり台風の後では
このクラックは徐々に進行します。
こうしたクラックの発生を確認する意味で
外壁や屋根を定期的に点検することが必要となります。

したがってこの点検を5年、10年という周期で行うことが望ましいので
20年間これをメンテナンスせずに放置してはいけません。

3.工事費は上記のメンテナンス期間(5、10年)を度外視し
「20年保証」を誤解した上で高額工事費の提示を受けていませんか?

その内容は「公正な取引」といえる内容でしょうか?

「20年間で200万円を支払うのを安心」とみるか
「10年間で100万円を2度支払うのを安心」とみるか

ということなのですが
前述したようにクラックの点検は素人でもできないことはありませんが
できればきちんとした専門家に確認していただいた方がよろしいと思います。

その専門家とは外壁の塗装屋さんではあるのですが
強いて言えば「良心的な塗装屋さん(職人さん)」です。

電話帳(タウンページ)を調べればお近くには塗装屋さんがたくさんいますね。

そもそも100万円を出費する外壁塗装工事とはかなり
大規模な工事でして一般の新築住宅(床面積40坪前後)では
40万円から50万円程度が外壁塗装工事の費用です。

確かに足場を都度掛けなければなりませんが
概ねこの費用は12万円から15万円程度でして

これらを合算しても
100万円程度の予算なら10年で(5年ごとに)2回塗れます。
200万円なら20年に(5年ごとに)4回塗れる計算です。

再塗装の時期は外壁で8年から10年
コロニアル屋根で15年から20年というところですから
根本的に「200万円もの出費を一時期にされるのは躊躇すべき」
ということです。

ご相談者がどちらを選択されるかは自由ですが
「費用対効果」という点で考慮すれば自ずと判断はつきましょう。

高額商品は「高いから良い」のは事実ですが
「良いなら良いなりに」きちんと契約内容が伴う必要があり
「高いものに出費する心構えとしての考慮時間」は
お客様に十分与える必要があります。

「即決を急がせる高額リフォーム」には十分注意しましょう。

<訪問販売法での契約前の注意点>

★訪問販売者の氏名、役務提供事業者の名称と連絡先は明示されましたか?
★販売する商品名と十分な商品説明はありましたか?
★販売商品を使ってどのような役務を提供するのか?役務内容は説明されましたか?

★役務内容の対価としての「工事見積り、明細書」を受け取りましたか?
★役務の完了時期や代金の支払い時期については説明がありましたか?
★解約時(クーリングオフ)は無償対応をする説明はありましたか?
★準備中の事故や工事完了後の保証などについての説明がありましたか?
★上記の内容についての書面の交付はありましたか?
(上記について記載された「書面」は販売員から必ず受け取ってください)

★★契約書面(上記見積り書などの説明書面を含む)の受領から
7日以内であれば契約解除は可能です。
★★契約の解除は「申し込みを解除する」書面を発した時に効力を生じます。

なお、商品説明の内容などについて手元に販売先の資料がありませんので
説明を受けた内容も併記の上、至急ご送付ください。

FAXでもかまいません。

送付いただいた資料の内容を確認し回答しますので
契約の実行をお待ちください。

できるだけ正確な回答を差し上げたいと思いますので
ご相談の内容には建物の規模や仕様や築年数などの詳細および
訪問販売を受けた商品説明などの詳細内容についてお伝えください。