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2000/06/03#1 TS様 ( 神奈川県横浜市 )
conner

横浜在住のTSと申します。初めてのメールです。下記内容につきましてご相談に乗っていただけるか分かりませんが、何かアドバイス頂ければと思います。

現在両親の住んでいる実家の2F(2部屋)を取り壊し、3LDK(78)の増改築を計画中です。まったくの2世代で玄関、キッチン、風呂、トイレ込みの工事で、リフォーム会社と地元工務店1社から見積書をとりました。使用する住器(システムキッチン、バス、トイレ、洗面、床材他各種資材)をほぼ同じ条件で出しましたが価格にひらきが有り、どこにするか悩んでいます。

具体的には○○工務店で14百万円、××不動産系大手リフォーム会社で13.2百万円と先に2社の回答をもらいましたが、残りの1社で12百万円で出てきました。残りの1社が価格は1番安いのですが、逆に安い分工事や保守の面で心配があります。

そこで勝手な相談で申し訳ありませんが、1番安い「●●会社」にお願いしていいかアドバイスを頂ければと思います。こちらで調べた範囲では、●●会社は上場企業で増改築の売上もかなりあります。しかし、同業者でも知名度が低く知らない人が多いようで心配です。よろしくお願いいたします。以上

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<はじめに: この回答はご相談のあった2000年6月に
       すでにご相談者あて回答したものですが、
       当相談コーナーのシステム改善の都合上、
       再度編集して掲示しております、ご了承ください。
 尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>



当事務所でも目下リフォームを5件ほど手がけていますが
そのほとんどは職人さんに直接お願いしています。
大手リフォーム会社はほとんど自社施工はしないというのが現状で
下請けに出してしまって名前だけ貸している状態がほとんどです。

現場監督がついている場合もありますが職人さんより技術・知識が乏しく、
そばにいても役に立ちません。

大手リフォーム会社は、
いわばリフォーム営業(チラシや新聞広告)によるお客様の獲得がメインです。
獲得した仕事を下請けに丸投げします。
結局、現場は下請け会社が面倒を見ます。

ただ、その下請け会社がしっかりしていれば良いようですが
この下請けもまたさらに下請けに出します。
つまり、孫請けに頼むわけで、
実質的な仕事は孫請け会社またはその下の職人さんが仕事をします。

責任問題としては元請けが負うようなポーズは営業面ではよく出てきますが
ほとんどが下請けもしくは職人さんに責任をとらせて、
元請けは何もしないのが現実のようです。

下請けが100万円、元請けが200万円と営業経費を先取りしてしまえば
最終的に職人は残りのが1000万円以下(孫請けに出す金額)で仕事
をすることになります。

システムキッチンやバス、トイレ、洗面など住設機器のほとんどは
利益を見こみやすい品目です。
このあたりにかなり大きな費用が流れます。

概算工事見積もりの金額は

足場仮設工事で30万円
木工事で350万円
無垢のフローリング材で45万円
屋根工事で25万円
板金工事で10万円
サッシ(ガラス込)工事で90万円
木製建具工事で10万円
内装クロス工事で50万円
内外部塗装で60万円
左官工事で50万円
タイル工事で20万円
システムキッチンで30万円
設備工事(衛生機器・湯沸器・配管とも)で150万円
電気工事(電灯コンセント・電話・TV・換気扇)で40万円
ガス工事で10万円
解体で50万円
雑工事で30万円

以上合計1050万円
というところでしょうか。
今までの経験からこの位になると予想します。
私ども設計事務所が関与した場合の工事金額は上記程度だろうと思います。

これを上場企業が工事した場合は1200万円の30%を営業経費で取って
残りを丸投げというところでしょうね。

ところで設計料や確認申請の費用なども入っているのでしょうか?
これを入れて1200万円となると・・・私も頼みたいです。
もう少しきちんとした仕様などを確認されておかないと
行き違い、考え違い、打合せ不足などによって
後々費用がかさむことになりそうです。

こうしたリフォーム工事の場合は
初回の見積り金額がいくら安くても
工事完了間際に追加工事費用の請求が300万円なんてことは
がよくありますので注意が肝心です。

事前にどれだけのことが予測できるのか?
何にどのくらいお金がかかるのか?
このあたりをきちんと記録に残すこと・・・つまり図面に残すこと・・・
そして、この記録にしたがって契約を交わし
契約の通りに実行してもらうこと・・・。

追加、削減は記録にとって都度確認しておくこと・・・。
これが大切なポイントです。

結構、身近な○○工務店(地元)が後々のことまで見積もってあって
最終的には●●会社には頼んだものの、
この○○工務店(地元)の金額を上回ってしまった・・・なんてことも
あるかもしれませんので慎重にジャッジしましょう。

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