耐震診断とは・・・

わが国では地震による建物への被害が出た場合、その原因を調査・研究しその結果に基づき「耐震基準」を改正してきました。そのため、昔の耐震基準(主に1981(S56)年5月以前)で建てられた建築物は現在の「耐震基準」を満たしていない恐れがあり、大地震時に大きな被害が出ることが予想されています。耐震診断とは建物が地震を受けた場合、どこにどのような弱点が存在し、どこをどのように補強すれば良いのかを診断することです。

▼ 兵庫県南部沖地震(阪神・淡路大震災)1995年 ▼

撮影:小杉卓(1995/2/18)撮影:小杉卓(1995/2/18)撮影:小杉卓(1995/2/18)

◆ 阪神・淡路の被害は10年以上経過してもなお記憶に残る ◆

 

木耐震診断法は昭和54年(1979)に初めて作られました。その後、日本海中部地震(1983年)の被害によって診断法の改訂が行われました。その時に新耐震基準(1981年)の整合もとられましが、実際にはほとんど使われなかったため、その存在すら忘れられていきました。

しかし、1995年の兵庫県南部沖地震(阪神・淡路大震災)の大災害をきっかけとしてこの診断法が脚光をあびることとなりました。1981年の新耐震基準は兵庫県南部沖地震以降も使われ続けていますが、現在では兵庫県南部沖地震はもちろんのこと、これまでに行われた大きな研究結果や基準法の改正等を十分に反映しており、より信頼性の高い診断法が実現されています。

 

 

  耐震診断の流れ


耐震診断ご依頼

  ・・・当社宛に電話又はFAXにてお申し込みください。

問 診
  ・・・当社の担当者よりご依頼主様に連絡させて頂きます。いくつかの質問事項がありますのでお答えください。

耐震診断見積書の発行
  ・・・問診の結果から見積書を発行し送付させて頂きます。充分なご検討期間の後、担当者までご連絡ください。

現地建物調査
 ・・・当社の診断員が2〜3人を派遣します。調査は原則として非破壊調査となります。
    建物の規模・状態によっては調査時間が異なります。

耐震診断報告書の作成
 ・・・現地建物調査の結果から(財)日本建築防災協会発行「木造住宅の耐震診断と補強方法」を元に
   コンピュータによるデータ解析を行い建物の状態を診断します。

診断結果報告
 ・・・耐震診断報告書の提出と建物の診断結果をご報告させて頂きます。
   その上で診断結果に基づいた補強案を提案させて頂きます。

  費用について

1.木造住宅や鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造などの構造により変わります。
2.建物の大きさ・規模ならびに図面や構造計算書の有無により変わります。
3.木造の住宅ですとおおむね¥100,000〜をお考えください。 4.耐震改修に関する業務も承っております。

  ▼お申し込み

まずは建物の構造や規模などのご連絡をお願いいたします。
建物概略のほか、お名前、ご住所、電話番号、診断したい家の図面の有無、診断希望時期など をお伝えください。


→ TEL [03-5345-6233

→ FAX [03-5345-6244]
→ E-mail [contact@vankraft.co.jp

 

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